腰から左足の付け根あたり（鼠径部）の痛み・しびれでお悩みの４０代女性２

２０１６年１２月１２日のブログの続きです

 

前回の内容はこちら↓

腰から左足の付け根あたり（鼠径部）の痛み・しびれでお悩みの４０代女性

 

腰方形筋からの関連痛をアクティベータメソッドでケア

著しい回復はあったものの

 

その後一進一退というところまででした

 

ここで私が当初より気になっていたのがメンタル面

精神的なストレスです

 

ストレスと腰痛などの痛みとの関連性に関して

研究や発表はどんどん増えています

 

力学的因子より社会的心理的因子が筋骨格的痛みと慢性化の予測因子

重篤な慢性腰痛の予測因子はＭＲＩ所見や椎間板造影所見でなく心理社会的因子

 

つまり

 

腰痛の主犯とも考えられていた椎間板ヘルニアも必ずしもあてはまらない

ヘルニアを切除して神経の圧迫が無くなったのに痛みが消えない

さらにはヘルニアがあるのに痛みがない人もいることが続々とわかってきています

 

このようなことは最近

ＮＨＫ番組のガッテンなどでもとりあげられることが増えてきました↓

驚異の回復！腰の痛み

 

ここでも８５％が原因不明の腰痛と言われている

腰痛の真犯人としてストレスとの関連性が報告されています

 

今回の４０代の女性も最初の問診内容や状況

２回目以降の様子などからストレスの影響が大きいであろうことは感じていました

 

しかし

 

カイロプラクティックや整体をうける患者さんは力学的な因子に原因を求めがち

 

さきほどの椎間板ヘルニア然り

姿勢の悪さ・骨盤のゆがみ・骨のずれ　などなど

 

そんな風なことを原因だと思ってるときに

まだどんな先生かもわからないで不安や不信感でいっぱいの最初の来院時

 

まったく関係ないと思ってる自分の心理的な内面のことなんて聞かれても

もっと不信感でいっぱいになって話せなかったり

触れたくも話したくもないこともあるのではないかと思います

 

わたしが逆に患者さんの立場だとすると

やっぱり不信感を抱いて不安でいっぱいで

押し隠してしまうこともあると思いますし

 

ましてや自分の中で出来る限り触れたくないように思っているようなことであったなら

なおさら認めたくなくて拒絶感でいっぱいになるかもしれません

苦しいですよね

 

ですので

 

ストレスで腰が痛くなるということもあるということを

少しづつ丁寧に説明させていただき

自発的に気づき　触れられるようになるタイミングを待っていました

みなさん各々タイミングがありますから無理は禁物(^^)

 

ストレスと腰痛の関係をご理解いただき

ご自身で気づかれたことは

お子さんの学校での先生とのお付き合いや親同士のｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝやつながりのストレス

 

電話が来ると思ってるだけでドキドキする

もう転校させようかと思うくらい苦しい

 

今クール菅野美穂さん主演のＴＢＳ系金曜ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』でも

親が仲間はずれになると子供も友達できないとか

色々苦悩する菅野美穂さんがちょうど描かれてましたね

 

多くの人が大なり小なり悩まれることが多いいストレスの一つなのだろうと思います

自分だけがこんなことで悩んでいてなんて思うことないです

多分みんな一緒ですから(^^)

 

一緒に悩み心身共に健康になっていきましょう

 

こうして施術をすすめていくと

次回の来院時には驚くくらいの回復が！！

 

「先生！！すごい！ここの（鼠径部）痛みが完璧になくなった！！」

「先生に早く良くなったって伝えたくて電話しようかと思ったくらい！！」

 

わたしも嬉しい(^^)

ストレスの影響はやっぱり凄いです！

 

まだ細かなケアは継続中ですがこの先が楽しみですね♪

 

今回のケアは

ＰＣＲＴ（心身条件反射療法）とＥＦＴ（感情のつぼ療法）

を主体にサポートさせていただきました